中野税務会計事務所 > 経営コンサルティング > 日本政策金融公庫で融資を受ける場合の必要書類や流れ

日本政策金融公庫で融資を受ける場合の必要書類や流れ

事業資金を集めるためには、銀行からの融資やエンジェル投資家からの投資などといった方法で集めることになります。

その中でもよく使われる方法としては銀行からの融資であるデッドファイナンスによる資金調達です。

しかし、融資には審査が必要であり、この審査には決算書などが必要です。

新規事業の企業には決算書がないことが多く、この融資をしてもらえない場合もあるのですが、その際に活用できるのが日本政策金融公庫の融資です。

本記事ではこの融資を受ける際の必要書類や流れについて解説します。

日本政策金融公庫での融資の概要と流れ

まず日本政策金融公庫での融資ですが、日本政策金融公庫が半官半民の金融機関であり、特に新規事業への融資を積極的に行っています。

特に2期目の決算申告が終わっていない場合には新創業融資制度と呼ばれる無保証人無担保で最大3000万円まで融資をしてもらえる制度があり、この制度を活用することで新規の事業拡大の資金にすることが出来ます。

この融資の特徴としてはさらに低金利で借りることが出来ます。

 

この融資を受ける際の流れと必要書類ですが、まず制度の確認をして融資を受けられるかどうかを確認した後、融資申込書の記入を行います。

この際に事業計画書の提出を求められることが多いですので、準備をしておきましょう。

そして、その後日本政策金融公庫の融資担当者と面接、審査が通れば融資実行となります。

融資を受ける際のポイント

融資を受ける際に必要書類としてもあげられている事業計画書をしっかり書くことが出来るかどうかということが融資の審査を左右させます。

事業計画書の体裁が整っていても実行不可能であるような数字を記入していた場合には融資の審査は通りづらくなりますし、逆に低めに目標を設定していてもその目標は達成できるのか、ということで審査が通りづらくなります。

そのため、市場調査をしっかり行い、実現可能な数字を記載していく必要があります。

加えて、どのような点に市場での利点があるのか、代表者の経歴からこのような点に特徴がある、ということも明確にしていくことでより審査に通りやすくなります。

 

 

当事務所は、山口市を中心に経営コンサルティングについてのご相談を承っております。

お困りの方は中野税務会計事務所までお気軽にご相談ください。

よく検索されるキーワード

Search Keyword

資格者紹介

Staff

中野 勉公認会計士
公認会計士 中野 勉 なかの つとむ

当事務所は、お一人お一人の出会いを大切にし、お客様に信頼されるビジネスパートナーとしてお互いに成長できることを目指し、業務にあたっております。

山口市で税務・会計、経営コンサルティング、医療経営コンサルティング、社会福祉法人コンサルティング、相続・事業承継、アウトソーシングでお困りならお気軽にご相談下さい。

  • 所属団体
    • 中国税理士会(登録番号25919)
  • 経歴
    • 昭和41年3月 中央大学第二商学部会計学科卒業
    • 昭和37年4月 松下公認会計士事務局(東京都)入所
    • 昭和45年12月 中野会計事務所入所
    • 平成7年1月 中野会計事務所を継承し所長就任

事務所概要

Office Overview

事務所名 中野税務会計事務所
代表者 中野 勉(なかの つとむ)
所在地 〒753-0074 山口県山口市中央1-6-23
TEL/FAX TEL: 083-925-6000 / FAX:083-921-1601
営業時間 平日 8:30~17:30 (事前予約で時間外対応可能です)
定休日 土・日・祝日